「仕事が憂鬱で辞めたい!」
誰しも社会人として働き出してから思った経験はありませんか?管理人はかつて毎日こんな事を思いながらずっと仕事をしていました。
自由自適に生活していければそれに越したことはないと思いますが、毎日生活をしていくにはお金を稼がないと生きていけないし、自分の中に閉じこもって社会から隔離していたら新しい出会いも成長も生きがいも無くなってしまいますよね。
しかしブラック企業化が促進している昨今、仕事もハードで人間関係もキツイ、そんな職場は当たり前な嫌な世の中に変わってきてしまいました。
誰がこんな世の中を望んでいたのか、労働者を取り巻く環境は年々悪化する一方、決していいとは言い難い状況ですよね。
そんな大変な状況で、毎日ストレスフルで働いていたら、「辞めたい…」という感情が湧いてくるのは単なる甘えとかではなく、ごく普通のことだと思います。
しかしせっかく大変な思いをして入った会社、転職先も見つかるか不安な中、思い切って辞めるのは、相当な決断力とか、動機がないと難しいですよね。
今回は、仕事を辞めたいけど辞められない人へ、あるご提案を致します。
仕事が憂鬱な理由
一概に仕事が憂鬱といっても、様々な要因や悩みがあります。
人間関係に疲れた
仕事にやりがいが感じられない
労働環境が劣悪
などなど…。
理由も悩みも人それぞれ。挙げ出したらきりが無いかもしれませんが、何かしらの要因が重なって仕事を憂鬱にさせています。
憂鬱な原因を突き止めて、アクションを起こして改善出来ればいいのですが、会社という組織というのはガチガチに独自の規律のようなものが決まってしまっていて、自分では中々どうしようもない場合が多いです。
辞めた方がいい理由
憎まれっ子世にはばかるではないですが、大概嫌な人が多い職場だったり、雰囲気や環境が良くない問題のある職場は、いい人はすぐに居なくなってしまいますよね。
類は友を呼ぶということわざがあるように、低レベルな人間が沢山いる所には、低レベルな人しか居着かないものです。そんな悪の巣窟のような職場だった場合は、早く離脱した方がいいです!
仕事や労働環境・待遇面が大変だった場合もそうです。パワハラなどが酷い、仕事が激務、休みがない…など。
「やりがい搾取」などと言われているように、仕事にやりがいがあり、それで続けて行けるという場合もありますが、体を酷使した代償の方が大きいです。結局人を奴隷のようにこき使う会社は、労働者を使い捨てとしか見ていません。
管理人も仕事自体はやりがいがあったものの、パワハラが酷い職場を幾つも経験しました。給料は良くても結局体調を崩したり、同僚もうつ病の一歩手前まで行ってしまったりで長続きすることはありませんでした。
辞められない理由
せっかく苦労して就職出来たのだし、転職も大変だし、何とか無理しても職場に残って安定して暮らしたいというのもあります。
家庭があり、養っていかなきゃいけない家族がいたり、他に何の仕事が出来るか検討もつかないと思うこともあるかもしれません。
辞めたい理由が色々あるように、辞められない理由も人それぞれです。
しかし会社のせいで、うつ病になってしまったり、体を壊してしまっては元もこもありません。
日本の終身雇用はとっくの昔に崩壊している今、自分にあった働き方を見つけるには、転職をして色々な職場で経験値を積めるというメリットもあり、働き方のスタイルが大きく変わってきています。
苦しい環境で我慢せずに、その仕事から吸収できるスキルは全て奪い取ってから、次のステップに行くときが来たんだと意を決して辞める準備をしていきましょう。
では、どのようなステップを踏んで、どのタイミングでその決断をすればいいでしょうか。
理想の職場なんて見つかるの?青い鳥症候群かも?
メーテルリンクの「青い鳥」という童話のように、理想の職場を目指して職場を転々とする人のことを「青い鳥症候群」なんていわれていますが、何かアクションを起こすきっかけとして、「希望」というものはとても大事だと思います。
しかし、そんな「理想的な職場なんか見つけられるワケない!」といって諦めて、ずっと辛い環境で働いて行くのも精神や肉体衛生的にも良くないし、逆にちょっと働いてみただけで、「ここは理想と違った!」なんてすぐに辞めてしまうのも考えものです。
「辞めよう!」と決めたら、辞める為の準備をしなければいけません。もし、職場のストレスや悩みで、日々悶々としていたら、悩んでる時間はすべて辞める為の準備の時間に費やしていきましょう!
現実が嫌で逃げるだけでは理想の職場は見つからない
早起きが嫌とか、仕事内容が不満とか、ただのワガママが辞めたい動機だった場合は、どの職場に行っても同じことの繰り返しかもしれません。そもそも自分が快適に仕事できる環境に行くには、もう起業して社長にならないと難しいです。
嫌な現実の中には、その問題を受け止めて、自分なりに消化し、成長するためのスパイスが沢山あります。
ストレスにはあまり過度にかけられると受け止めきれなくなってしまいますが、ある程度であれば、一定の時期を乗り越えると、自分を大きく成長させることが出来ます。
もし、今の状況で、何か目の前に課題があるとしたら、その問題を解決するためにアクションを起こしてみるといいかもしれません。
毎日自分なりに課題を決めて、少しずつその課題をクリアし、日々成長と発見と気付きがあれば、辞める時期は向こうからやってきてくれます。
自分の心と体に相談しながら、自分をどんどん成長させることが出来れば、理想の職場も身近なものになってきます。
痩せた土地にいきなり大収穫はない
現実に期待し過ぎるのはよくないです。痩せた土地に種を種を撒いても何も育たないように、まずは土壌を耕していかなくてはいけません。
自分を模索してみて、何が足りないのか、どんな仕事がしたいのか、よく考えて、まずはそれに必要なスキルを身につける努力をしてみるといいと思います。
理想の職場は見つかる?
辞めたいと思ったら、その仕事は、辞めるまでの準備期間だと思って、続けてみるといいと思います。
しかし今の職場が超ブラックだった場合はすぐにでも辞表を出して辞め、副業をしながら転職活動をするという手もあります。道は一本だけではないので、あらゆる術を使って離脱の準備を進めましょう。
この辛い状況は何時迄も続くわけではないんだ!と思い自分を磨く為の修行だと思って、コツコツ離脱の準備をしていくと、準備が出来た時、転職先がうまく見つかるものです。
「自分はこの職場を辞めるんだ!」という強い決心があれば、人間は言ったことや思ったことに対してその通りに行動できる生き物なので、願いが叶う日は必ずやってきます。
まとめ
嫌な職場にいて、ずっと我慢し続けた上に命まで失っては大事な人生やりきれません。
日本は教育が受け身過ぎで、辛い環境も耐えることが美徳のようなダメな風潮がありますが、ろくでもない会社の為に自分の人生を棒にふるようなことをしてしまっては、歪んだ社会の犠牲者になってしまって終わりです。
誰しも人生をもっと豊かで、楽しく生きていく権利を持ってるので、それを活かせるかどうかを決めるのは、神様でも運命でもなんでもなく、自分自身です。
会社や他人は簡単に裏切られますが、自分がやってきた努力は決して裏切りません。
自分の可能性を信じ続けていれば、きっといつか望みが叶う日が来ると思います。
管理人は、色んな職場を彷徨い続けましたが、今は待遇や給料はとてもいいとは言えませんが、今までで一番良い職場に出会えました。
スラムダンクの安西先生が言った名言「諦めたら、そこで試合終了だよ」という言葉もあるように、可能性を信じて諦めなければ、きっと自分に合う職場が見つかるはずです。
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