電動歯ブラシの正しい使い方をマスター!歯磨き粉は不要?

皆さんは電動歯ブラシ、正しく使えてますか?

管理人も最近になって、手磨きから電動歯ブラシに変えてみました。手磨きに比べて断然早く磨ける上、音波で見えない汚れまで落ちている感じがして、とてもスッキリ磨けて今までにない歯のツルツル感が実感出来ました。

磨かれる歯

電動歯ブラシは毎日忙しく過ごす現代人にはうってつけの逸品ではありますが、手磨きとは少々磨くのに勝手が違うため、正しい使い方をしないと、逆に

  • 奥歯や歯間など磨き残しが出てしまう
  • 歯茎を傷つけてしまう
  • エナメル質を削ってしまい、知覚過敏になりやすい

など、逆効果になってしまう場合もあります。電動歯ブラシの機能を120%フルに発揮するには正しい使い方をマスターして、しっかり歯を健康に保つ事が肝心です。

今回は、正しい電動歯ブラシの使い方について詳しくご紹介いたします。

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電動歯ブラシの正しい使い方って

電動歯ブラシ

電動歯ブラシは、手磨きのように手を上下左右にゴシゴシ磨かなくても、振動によって当てるだけでツルツルに歯が磨けてしまいます。

ですので、毛先の硬いものだったり、力を加えてゴシゴシ磨いてしまうと、歯のエナメル質を削ってしまうことも。また歯茎下がりや、歯肉に炎症を起こしてしまう場合がありますので要注意です。

電動歯ブラシは

  • 力を入れ過ぎず、歯の表面や間をしっかり磨く
  • 適度に歯茎をマッサージして、唾液の分泌も促進する

ことで、清潔で虫歯になりにくい口腔環境を整えることが出来ます。

どのように使えばいいのか詳しく見ていきましょう!

 

持ち方

一般的にどの部位もキチンと届いて磨けるといわれているスタイルがペンのように持つ「ペングリップ型」です。こちらは一般的な手磨き用の歯ブラシと同じ基本の持ち方ですね。

こちらは歯に余計な力を加えることなく、細かな所までブラッシングが届く持ち方でオススメです。

ペングリップ型

 

しかし電動歯ブラシは軸の太さや重さがそれぞれ違うため、持ちにくいことがあります。そんな場合はしっかりとホールド出来る「パームグリップ型」が持ちやすいです。

しっかり持てる反面、力が入って強くブラシを当てがちになってしまいますので、注意が必要です。管理人もこの持ち方でいつも磨いています。

パームグリップ型

 

 

磨き方

歯の模型と歯ブラシ

電動歯ブラシは高速でブラシの毛先が振動しているため、手磨きのようにゴシゴシと動かして磨く必要がありません。

主な電動歯ブラシの種類は、

  • バイブレーション方式・・・1分間に3000〜7000回の微振動で汚れを落とす
  • 反復回転方式・・・1分間に8000回ほど反復回転や上下の微振動でたたくように汚れを落とす
  • 音波方式・・・1分間に2万から3万回の音波振動で歯垢や汚れを落とす
  • 超音波方式・・・ブラシの先に電圧をかけて超音波を発生。超音波の振動が小さいので、必要によっては手磨きのように動かしながら使うこともある。

などなど、様々なタイプが出ており、振動数や音波の違いによってもブラシの振れ方が違います。

ライオンの音波アシスト歯ブラシのように、手磨きの補助代わりに音波がついているものもあったりと、手磨きのように磨いてくださいと謳っているものもあるので、お持ちの電動歯ブラシの特性に合った磨き方をマスターする必要があります。

 

しかし一般的な電動歯ブラシに共通しているのは、

  • 力を入れ過ぎない
  • 手磨きのように左右上下にブラッシングしなくてOK
  • 時間をかけ過ぎない

ことがポイント。

電動歯ブラシは毛先に振動が伝わるので、歯や歯肉の表面に軽く毛先が触れる程度で大丈夫です。

力を入れてギュッと歯に押し当てると逆に振動が伝わらなくなってしまって効果が薄れてしまいますので要注意です!

手磨きのようにゴシゴシとブラッシングしなくても大丈夫とありましたが、管理人は動かさずに移動だけしている磨き方ではブラシがくすぐったくて具合がよくありませんでした。

そんな場合は小刻みに左右に動かしながら移動するといいですよ!

 

 

歯磨き粉は不要?

歯磨き粉

今は電動歯ブラシで、歯磨き粉が不要で磨けると謳っているものも出ています。(ミニマムというメーカーから出ている「水だけでも磨ける電動付歯ブラシ」など)

歯科衛生士さんの間では、電動歯ブラシに歯磨き粉を使った方がいい派と、使わなくていい派に意見が分かれる所なんだとか。

結論としましてはしっかり磨けてればどっちでもOK!だそうです。

何故なら、実は歯磨き粉よりも磨き方の方が重要で、せっかく歯磨き粉を付けて磨いていても、磨き残しがあっては意味がありません。。

歯磨き粉を付けなくても歯垢や汚れをしっかり落とせる磨き方を続けていた方が歯周病や虫歯になりにくくなります。

確かに管理人も小学校の時、歯科衛生士さんから歯磨き粉を付けるのは米粒大くらいでいいですよと教わったのを思い出しました^^;。

といっても、ずっと歯磨き粉で磨いてた習慣の方は、いきなり歯磨き粉を無くして磨くのはちょっと違和感がありますよね。

歯磨き粉にはフッ素など歯を保護する成分や、磨き上がりの爽快感も得られることから、使う人が多く、歯に付いたステイン(コーヒーやお茶などの汚れ)にはやはり歯磨き粉を使わないと落ちなかったという方もいました。

ただ電動歯ブラシで歯磨き粉を使う時に注意したいのは、

  • 研磨剤(炭酸ナトリウムやケイ素等)
  • 発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム等)

が入ってないものを選ぶことです。

通常の歯磨き粉には汚れが落ちやすいように研磨剤が入っていて、電動歯ブラシでは研磨剤を使って磨いてると、歯の表面が傷みやすくなってしまいます。

また発泡剤が多いと電動歯ブラシの振動で泡だちやすくなってしまいます。泡立ちが多いと、爽快感で磨き残しに気付かないそうですので要注意です。

泡立つタイプの歯磨き粉を使用している方は、ほんの少し付け、ブラシを水に濡らさずに磨き始めてみてください。

 

出来れば泡立ちのないジェルタイプがおすすめです。

管理人は知覚過敏が酷かったので、歯を保護する成分の多いシュミテクト使っています。こちらはジェルタイプではないですが、泡立ちもあまりなく、今のところ大丈夫そうです。

気になる方は電動歯ブラシ用の歯磨き粉も出ていますので、使ってみてはいかがでしょうか。

 

磨く時間は約2分

時計

どの電動歯ブラシも大体2分〜3分くらいが目安です。

歯磨き粉を使う方は、歯磨き粉を付けて、口の中に歯ブラシを入れてから電源を押すと飛び散らずに済みます。

歯の表面40秒、奥歯の上面40秒、裏面40秒でちょうど2分になります。歯周ポケットや歯の間など、気になる所は必要に応じて丁寧に磨いてください。

しかし磨き過ぎは禁物ですよ!エナメル質を削ってしまったり、歯肉を痛めてしまいます。

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ブラシの当て方

毛先が歯に軽く触れる程度に当てるのがポイントです。

しっかり磨こうとすると強く押し当ててしまいがちですが、電動歯ブラシの一番の特性を活かすには軽く当てることを意識しながら磨いていきましょう。

歯の表面は少し斜めに、上面は垂直に当てるのがポイントです。

歯の磨き方

前歯は歯ブラシを縦にして当てると一本ずつしっかり磨けます。

前歯の磨き方

歯周ポケットや、歯の間などは45°の角度にして当てましょう!

歯周ポケットの磨き方

 

管理人の使っているオムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B305-W
の説明書には小さく↓のような磨き方の説明が掲載されていました。

電動歯ブラシの上手な磨き方

こちら↓に電動歯ブラシの性能について詳しく書いてあります。

電動歯ブラシどれがおすすめ?安い物でも機能は十分だった!?

 

色々な電動歯ブラシの磨き方を見てみたのですが、この磨き方が一般的に良いみたいです。動画で分かりやすく見れますので、参考にしてみてください。

 

 

毛先の種類も要チェック!

管理人が使っている電動歯ブラシには替えブラシが4種類ありました。

オムロン電動歯ブラシの替えブラシ

歯周病で歯茎が弱っていたり、歯の表面が削れて知覚過敏気味という方は、普通の固さの毛よりも、柔らかめを使うのがオススメです。

電動歯ブラシは普通の歯ブラシに比べて磨き上がりがスッキリして、磨く時間も少ないため、歯の間などに磨き残しが多いそう。

歯の隙間もしっかり磨けるようにするには、すきま用の替えブラシや、歯間ブラシ、糸ようじやデンタルフロスを使って補助的に磨くのがベストですよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

調べてみると、電動歯ブラシも、けっこう使い方にコツがいるんですね!

管理人も歯を痛めないようにしっかり磨けるように電動歯ブラシの使い方をマスターして虫歯レスな健康な歯を保っていきたいと思います!

皆さんも是非歯にやさしい歯磨き方法を実践してみてくださいね(b^ー゚)

 

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