文化祭の装飾アイデア大特集!使えるデコレーション素材はコレ!

9月と言えば文化祭のシーズンですね!管理人も遥か遠い昔の話ですが\(゚▽゚=))/文化祭は部活の発表や舞台、教室で出し物をしたりと、色んな思い出がありました。

しかし都立高校だったので、予算が少なくて中々装飾はどうしようかクラスで揉めたり困った記憶があります・・・f(´-`;)。

ちなみに教室の出し物は「駄菓子屋」“まっちんのムフフ”という謎のネーミング&やる気がなさ気な感じの店でした(苦笑)。本当はお化け屋敷とか喫茶店とかド定番なやつやりたかったな〜(・ε・`)というのが唯一の学生生活で悔やまれるところ。(超どうでもいい)

そんなこんなで今回は、元画材屋勤務をしていた管理人が、文化祭におすすめの装飾素材のアイデア集をお届けいたします!

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教室での出し物での準備は何が必要?

限られた予算の中で飾り付けや来た人を楽しませる催物を作り上げるのは、どこら辺に力を入れるかによりますよね。

まず必要なのは

  • 看板
  • 何のお店かによる教室内の装飾
  • 窓から外へのアピール看板

です。どんな素材や方法があるんでしょうかね。順番に見て行きましょう!

 

看板・横断幕を作る

看板

素材は

  • ベニヤ板
  • ダンボール
  • スチレンボード
  • 画用紙

が一般的です。一番お手軽で定番なのは厚手のダンボール。紙なので、絵を描く以外にも紙を張ったり、立体の装飾を施すのが容易です。

スチレンボードは、発泡スチロールの上に紙を張ったボードで、厚みも選ぶ事ができますが、模型用品とあって、やや値段はお高め。

屋外に出したり、ガッツリ絵を描きたいという場合はベニヤ、垂れ幕などには布やロール紙の画用紙などが一般的に使われています。

 

描画素材で一般的なのは

  • イベントカラー
  • ネオカラー
  • フラッグカラー
  • 水性ペンキ
  • アクリル絵の具

素材によって使い分けるといいです。

ダンボールやベニヤ、画用紙でしたらターナーのイベントカラーネオカラーがおすすめ。どちらも水性で、乾くと耐水になりますが、普通のペンキや絵の具に比べて安価で大容量のものが売っています。

イベントカラーはマットで乾くと耐水性になり、発泡スチロールなど、立て看板やポスター立体装飾など様々な用途に使えます。乾くとマットな仕上りになり、有害な物質を含みませんので、安心して使えます。

一方、ネオカラーはイベントカラーよりすこし値段が上がりますが、発色がとても鮮やかで、看板など短期的な屋外用として広く一般的に使われている絵の具です。

こちらもアクリル系絵の具なので、乾くと耐水性になり、色数も沢山出ているので、微妙な色の表現も可能。

もし細かい描写などをする場合は、アクリル絵の具で細い筆などを使って、上から重ねる事もできます。

 

イベントカラーもネオカラーも、布に描くことはできますが、横断幕など布専用の絵の具はフラッグカラーというものがあります。

もし大きな布に広く絵を描く時は、この布専用の絵の具を使うと綺麗に仕上ります。

水性ペンキもホームセンターなどですぐ手に入りますが、値段も少し高いのと、混色したり、複雑な絵で上から重ねて描写するとなると中々難しかったりするので、単色で広い面に塗るには有効かもしれません。

文化祭の看板の画像一覧

 

 

教室を飾る

教室

教室は何の模擬店をするかによっていろいろアレンジや必要なものが変わってきますね。例えばお化け屋敷など部屋を暗くする場合は大量の暗幕や模造紙やダンボールなどが必要になってきます。

喫茶店など、可愛らしい装飾にしたい場合は風船や造花、折り紙などを使って華やかにデコレーションしましょう!

 

蛍光灯の色を変えたい

蛍光灯の色を変えてムーディーにしたいという教室もあるかと思います。

既成品ですと、蛍光管に被せる耐熱性の透明カラーチューブや、ルミネカラーという耐熱性のある直接巻きつけられるタイプのフィルムも売られていますが、一枚あたり2,000円弱とけっこうなお値段。

その場合はカラーセロハンを蛍光管に触れないように被せる方法があります。(↓こんな感じ)

蛍光灯にセロハンを被せる

蛍光灯は発熱して熱くなっていますので、触れると焦げてしまったり、危ないです。くれぐれも蛍光灯にくっつかないようにしましょう。ワイヤーで枠を作ってから張るのも安全ですね。

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飾りは何をつかう?

風船

教室の飾り付けの定番はやはり

  • おはながみ
  • 風船(バルーン)
  • 備品準備はホームセンターや百均
  • 黒板アート
  • カラーセロハン
  • 黒い模造紙やビニール、暗幕

です。

 

【おはながみ】

ティッシュのような紙素材で何枚か組み合わせて花が作れる学校では定番のアイテム。単色の500枚入りでも300円ほどで、値段も手頃です。統一感を出すには、白と水色など、色を何色か絞って飾るといいですよ^^。

 

 

【風船】

ネットショップでも100個で500円と、お得なパックも沢山あります。ふくらませるのはちょっとばかし大変ですが、教室が一気に明るくファンシーになります。

 

 

【100均やホームセンターを活用】

百均は看板用の刷毛やら必要な工具類、化粧品(女装の必須アイテム?)パーティ用品など、様々な商品が揃っているので、まず必要なものがあれば百均へレッツゴー!

ダイソーやセリア、キャンドゥなど、シャレオツな商品が取り揃えられているので、こちらを活用するとだいぶ安く済みます。

東急ハンズやホームセンターはベニヤや塗料などの材木が安く、専門的な用品も沢山売ってます。管理人も美術部の出し物で、「七宝焼き」の店を出したのですが、東急ハンズにはとてもお世話になりました。

 

 

【黒板アート】

チョークで描くのは大変ですが、立派な看板になります!こんなに大きな黒板に絵が描けるのは学生さんと先生(?)だけの特権ですね。

                     

 

【カラーセロハン】 窓の装飾にオススメなのがカラーセロハンです。黒い模造紙で型紙を取り、色とりどりのカラーセロハンをはめれば、教室や廊下の窓が光のアートに早変わり! 


 

 

【黒い模造紙やビニール、暗幕】

映画の上映やお化け屋敷、完全に暗室にする場合に何気に必要なのが

  • 黒い暗幕
  • 模造紙
  • ビニール

などですよね。暗幕も使うクラスが沢山あると、取り合いになって足りなくなったり、黒の模造紙を大量に使うと、お金がかかったりしてしまいます。

そんな時にオススメなのが、園芸や農業用の業務用の黒いポリエチレンフィルム「黒マルチ」(ビニール)や黒いゴミ袋です。

黒マルチはホームセンターの園芸コーナーやネット通販などでも販売されているそうです。厚みや穴あきなど、種類がいっぱいあるそうなので、買う時には注意しましょう。

 

 

ちなみに…黒模造紙は

10m巻とかのロール紙四六判(788×1091mm)の一枚売りがありますが、どっちを買うとお得なんでしょうかね(´・ω・)?(・ω・`)?

 

管理人が実際働いていた画材店ではロール紙は2種類あり、

上質紙の厚いもの ミューズ:ハイブラック 1105mm×10m巻(参考価格¥3,348)
画用紙の素材のもの ゴークラ:ジャンボロール画用紙くろ900mm×10m巻(参考価格¥3,024)

でした。

 

一枚のバラ売りだと100均でも今は売っている所はありますが、画材店だと

上質紙(一番薄いもの) 参考価格¥115
ラシャ紙(画用紙くらい) 参考価格¥230
ケント紙(工作で使うような硬い紙) 参考価格¥350

で、実はロール紙で買うよりバラ売りの方が安くなります。

管理人がリサーチした所、ネットショップのシモジマ、ヨドバシカメラが一枚あたり80円ちょい、アスクルの20巻入りの無地模造紙黒だと1680円でした。(値段は参考価格ですので、変わってる可能性があります。詳しい価格は販売店に直接お問い合わせ下さい。)

ネットショップだと実際どんな素材か確かめられませんが、紙の厚みは連量で大体分かります。

  • 上質紙などはコピー用紙より少ししっかりしてる紙で70〜90キロ
  • 画用紙で100〜200キロ位

です。値が大きい程厚くなるので、参考にしてみて下さい。

 

ロール紙なども、学校で取引している業者から購入したほうが安かったりするので、先生に買えるか聞いてみるのもいいかもしれません。

もし黒模造紙をロール紙で買うか、一枚で買うか迷っていたら、

  • 広い面積で一枚で使いたいのか
  • 厚みはあった方がいいのか

によって購入する種類を変えましょう!

そして何より文化祭ギリギリに買うと店頭では売り切れになっていることがあるので、取り寄せ日数も考えて早めにゲットしておくといいですね^^;。

 

 

他にもビニール紐や薄い布でのれんを作ってみたり、割り箸やら爪楊枝やらで看板を作ってみたりと、身近になるもので装飾に使える素材は沢山あり、アイデア次第で色々工夫することができます。ぜひチャレンジしてみて下さいね!

 

参考サイト

文化祭企画案内「装飾どうする?」

教室の教室装飾や看板いろいろ(Never まとめ)

 

まとめ

最近の文化祭の出し物は、遊園地にも匹敵するくらいのクオリティの模擬店が色々出現しているそうですね!管理人もビックリw(゚ロ゚)w。

ジェットコースターとか

コーヒーカップとか、、凄すぎでしょ!


管理人が高校性だった頃には思いもよらない奇抜なアイディアのものが沢山あって凄い楽しそうで羨ましい限りです・・・乗ってみたかった、、(笑)。

これも一重に限られた予算、そして時間の中で全力を出して作ったものだからこんなに凄いものが出来るんだな〜と思います。

サグラダ・ファミリアの主任彫刻家の外尾悦郎さんも、

完璧な条件が揃ってる時程、いい仕事ができない。限られた道具やスペースなど、条件が厳しければ厳しい程、いい仕事が出来る

と仰ってるように、限られた予算とスペースで、いかに来てくれた人を楽しませるか、純粋な学生さんは、如何に楽をするかを選んでしまう大人よりも心得ているのかもしれませんね^^;。

みなさんも、青春の1ページの思い出に、素敵な文化祭にしてくださいね!

 

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