人間の感情は喜怒哀楽とありますが、楽しい時、嬉しい時はみんな笑いますよね。人間の赤ちゃんも生後2ヶ月〜6ヶ月位から笑うようになってくるそうです。
「笑う」という感情表現は人間にしかないと言われていますが、生まれてきて右も左も分からないうちから人間の赤ちゃんはなぜ「笑う」ということが成せるのでしょうか。
今回は人間の笑いの神秘の謎について詳しくご紹介いたします!
赤ちゃんが笑うのはなぜ?
生まれて間もない赤ちゃんは視力も0.01位と発達していないため、ボヤボヤであまりよく見えません。そして寝ているか泣いているかのどちらかで、「笑う」という事はまだ出来ません。
しかし人間特有の本能として「新生児微笑」というものがあり、覚醒時も寝ている時も生後しばらくすると笑顔の表情を見せてくれる時があります。
これはお父さんお母さんなど周りにいる人に注意や関心を持ってもらうためで、笑うことによって周りの人が更に優しくしてくれたり、愛情を注いでくれたりと、という効果があります。赤ちゃんはこの時から「笑う」というコミュニケーションによる効果を本能で知っていたのです。
そしてこの相互コミュニケーションが発達して生後2〜3ヶ月くらいになると、この本能的な笑いから、自発的に周りの人たちに向かって笑う、「社会的微笑」という自ら笑いかけるようになります!
声を出して大笑いするのはいつから?
赤ちゃんがあやされてキャッキャ笑うようになるのは、生後4ヶ月くらいになってから。何らかの外的な刺激が作用して笑うようになるとされていますが、まだどこからこの大笑いができるようになるかは謎だそうです。
ただ大人とのコミュニケーションで、お母さんやお父さん、周りの人が笑顔で沢山接する時間が多いほど、赤ちゃんはよく笑うようになるそうなので、やはり大人の表情を見て学習しているのかもしれませんね。
ちょww笑いすぎ・゚・((´T▽T`)ノ彡!!な赤ちゃん。ワンコがエサ食べてるだけでこんなに笑えるなんて、羨ましい限りです(笑)。赤ちゃんがキャッキャ笑ってる姿は、見てるだけで幸せになりますね^^。
笑いの起源?!
1994年に設立された笑いの総合研究を目的とした研究機関である「日本笑い学会」の「笑いの研究」というという論文の中で、人間がなぜ笑うようになったのかという興味深い考察が書かれていました。
その研究の紹介では、人間がなぜ笑うようになったかが書かれていました。
一つは、生きていく上で心身が健康を維持できるための防衛本能として、薬などがなかった時代でも、笑いによって、健康を維持出来るように備わった機能。
笑うことは、近年薬よりも効果があるという事が実証されているので、免疫力アップの効果や血行促進、鎮痛作用、循環器疾患など様々な健康になる効果が期待できます。メンタル面でも、笑いは緊張状態からストレスの解消などプラスの働くことがわかっています。
もう一つは集団生活などでのコミュニケーションの手段としての笑いの役目です。
人間は古くから家族、集落を作って共同生活をしており、その中でも人間関係のコミュニケーションにおいて、笑いが非常に重要な役割をしてきました。やはりいつの時代も人間関係は対立や緊張が生まれ、お互いに良好な関係を築いていくためにも「笑い」は欠かせない手段でした。
こうして人間には健康に日々を過ごしていくため、周囲と円滑に人間関係を保つために「笑い」というコミュニケーション手段が発達していったんですね。
まとめ
笑いについて深く知ると、人間にとって「笑う」という事はとても大事な機能なんだなと思いました。
学生時代なんかにはクラスに一人はいつもバカなことをいって周りの人たちを笑わせてくれる人がいましたが、実はとても周囲の人たちの健康やコミュニケーションを円滑にしてくれていた貴重な存在だったんですね。
管理人もジョークがさらっと言えて周りの人を笑わせられるように笑いのセンスを磨いて笑いをもっと広められるように頑張っていきたいと思います<(`・ω・´)
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