ドライフルーツの代表格といえばレーズンですね!シリアルやパン、お菓子など、色々な加工食品に含まれていて、手軽にヘルシーなおやつとして女性にも人気です。
管理人も例にもれず、小腹が空いた時はグラノーラなど、ヘルシーそうなお菓子を手にとっていますが^^、一体レーズンにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。鉄分豊富って、よく聞きますが、どのくらい含まれているんでしょうかね?
小さいころは、給食のコールスローサラダや、コッペパンに入っているレーズンが苦手でしたが、歳を取るとその成分が足りなくなるからか、たまに食べたくなるレーズン。
今回は、けっこう好きな人と苦手な人がハッキリ分かれるドライフルーツ、レーズンについて詳しく大解剖しちゃいます!
レーズンの主な栄養素とは
レーズンはぶどうを天日干しによって、水分を15%まで乾燥させて、栄養成分をギュッと閉じ込めます。出来上がったレーズンは、水分がほとんど抜けて、栄養だけが残った感じですね。なんとぶどう1kgからとれるレーズンの量はわずか200gだそう。
日本ではレーズンをそのまま食べる食習慣はあまりありませんが、外国では栄養豊富なエネルギー源として、日常的にレーズンを好んで食べる習慣があります。
成分の7割はブドウ糖と果糖
昔から、レーズンが重宝されていたレーズンの謂れは、栄養成分の70%がブドウ糖と果糖で構成されているところです。普通の砂糖よりも体へのエネルギーの吸収がスムーズなので、朝や運動した時には、最適のエネルギー源になってくれます。
鉄分はプルーンの二倍?!
あの黒っぽい色からしても栄養豊富そうですが、実は鉄分もとても豊富だったんです。
その量は100gあたり
レーズン・・・2.3mg
干したプルーン・・・1.0mg
となっており、レーズンの方が2倍も鉄分が多く含まれています。
とはいえ、成人の大人の一日に必要な鉄分は男性で10g、女性で12gなので、100gものレーズンを食べるとなると相当大変ですし、必要量の1割しか摂取出来ません。(=_=;)。。
しかも100gあたり300カロリーもあるので、なおさらですね、、^^;。
しかし、調理しなければいけない食品に比べて、手軽にとれる携帯食にはとても便利な一品。
ですので、おやつ代わりとしてスナック菓子などを食べるよりは、レーズンを補助的に摂るには鉄分も取れるし、他にも栄養満点だしという理由でオススメです。
ミネラルも豊富?
レーズンには食物繊維、カルシウム、カリウム、ホウ素が多く含まれています。
その量100g中に
カルシウム・・・65mg
カリウム・・・740mg
ホウ素・・・2.2mg
マグネシウム・・・31mg
特に多いのはカリウム。カリウムは生命活動に欠かせない重要な役割をもっており、不足には気をつけたい栄養素です。
- 塩分の排泄を促して、血圧を下げる効果
- 筋肉の働きを助ける
効果があり、夏バテ、高血圧、糖尿病やストレス、カフェインの摂り過ぎなどに取ると良い栄養素です。
ホウ素は、骨密度の減少を緩和してくれる栄養素なので、骨粗鬆症や関節炎に有効な成分です。
さらにマグネシウムは骨の形成をサポートしてくれるので、小さなお子さんや女性の方、高齢の方やストレスフルなサラリーマンの強い味方になってくれそうですね。
期待できる健康効果って?!
人類のブドウ栽培の歴史ははるかに長く、時は紀元前4,000年前に遡ります。古代ローマ時代には、レーズンは貴重なエネルギー源で、万能薬としても重宝していました。
世界的なシェアを誇るレーズンの原産国であるアメリカでは、日頃から朝食やおやつ、レジャーやスポーツなどの栄養補給源として、広く使われ、緊急時の非常食や、料理の甘味付けにも使用されてるんだとか。
昔から貧血予防としても食べられてきたレーズンですが、近年の研究では、
酒石酸という成分が腸内環境を整え、結腸がんの予防
皮に含まれる抗酸化作用のあるポリフェノールにより、老化予防、ガンや心臓病、糖尿病の予防、殺菌作用による減菌効果
コレステロールが0なので、中性脂肪を気にする方にもおすすめ。
食物繊維が豊富なので、便秘解消にも効果的
ということが分かってきました。糖質が多いため、バクバク食べるのはよくないですが、小さなお子さんからお年寄りまで食べられる、優秀な食材です。
美味しい食べ方ってあるの?
一般のレーズンは、品質保持や劣化防止のために、オイルコーティングされているものが多いですが、こちらはそのまま食べるよりは、ぬるま湯などに付けて、オイルを抜いてから食べる方が柔らかくもなるし、オススメ!
今ではオイルフリーのレーズンも販売されていますので、いちいち面倒という方は、そちらを試してみてはいかがでしょうか。
植物油オイル不使用ノンオイル無添加砂糖不使用・カリフォルニアレーズン1kg(500g×2) |
一日にどの位食べればいい?
2000年に開催された米国栄養大学のシンポジウムにおいて、カリフォルニアのスパイラー博士が発表した研究によると、一日に1/2カップ(84g)のレーズンを食べると便秘や大腸がんの予防になるという研究結果を出したそうです。
食べなれないレーズンを毎日そんなに食べるのは、けっこう大変かもですね^^;。
なので、だいたい一掴みくらいの量を、サラダやヨーグルトに混ぜたり、ちょっと小腹が空いた時につまむ程度で良いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?レーズン!管理人はレーズン入りのパンは中々高くて手が届かないですが^^;、高価なサプリメントなどを買うよりも、自然の素材で体に優しく、栄養も豊富とあっては積極的に取り入れた方がいい食材の一つですね!
ダイエット中やちょっと体調が気になる、そんなあなたにレーズンはぴったりの相棒になってくれるかもしれませんよ(・ω<)-☆!