砂糖の害ってどんな病気を引き起こす?甘党の人は要注意!

みんな大好き甘くて美味しいスイーツ(′▽`o人)♪

特に女性の方は別腹に入るくらいにデザートは欠かせない存在ですね、、。管理人も例にもれず、体に悪いと分かっちゃいても甘いものは大好きです><(汗)。

砂糖
photo credit: 砂糖 sugar via photopin (license)

砂糖の摂り過ぎは健康に良くないし肥満や生活習慣病の原因にもなってしまいます!

お砂糖が体によろしくないというのは、糖尿病や心臓病などの生活習慣病になったりする事があるというのは分かるのですが、具体的にどう言うふうに体に悪いんでしょうかね??

今回は、砂糖の摂り過ぎが引き起こす様々な害や病気について詳しくご紹介いたします!

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砂糖が体に与える害とは?

 

スイーツ好きの女性

今や空前のスイーツブームといえる程で、美味しいお菓子が街中に溢れていますね。生クリームたっぷりのケーキや甘くて美味しいジュースなど、疲れた現代人の目と心とお腹を満たしてくれます。

しかし、砂糖はとうきびやてんさいなどの植物から糖分のみを抽出されたエネルギーの塊なので、ほとんどのお菓子などに使われている白砂糖は、精製されて糖質以外の栄養がない状態です。

ですので、体に吸収される時の負担がハンパありません。

どの食品においてもそうですが、過度に摂取したり、そればかりを偏って摂るのは健康にはよくないですね。

白砂糖は体に害がある!なんて一時期テレビなどに取り上げられていましたが、具体的にどのような症状が出てくるんでしょうかね?

 

 

うつ病・だるさの原因

美味しいスイーツを目の前にして、ウキウキ口にしたのはいいのだけど、食べ終わるころには何だか気分が優れなかったり、だるくなったりすることってありませんか??

砂糖はとてもエネルギーが高く、高カロリーなため、一度に大量の砂糖が体内に入ると、吸収にとても負担がかかり、必要以上のミネラル分などが消費されてしまいます。

カルシウムやマグネシウムが不足すると、イライラしたり、情緒不安定に陥ってしまうそう。

そして多くの糖分が一度に体内に入ると、血糖値が急激に上がるため、血糖を正常に保つインシュリンという物質が体内に沢山作られます。いつもより多くのインシュリンが体内に長時間放出されていることによって、血糖値がガクッと下がると低血糖になってしまいます。

そうなると、疲労感や倦怠感を感じやすくなり、更に血糖値を上げようとアドレナリンが働くため、高血圧になったり、イライラしたりと精神的にも攻撃的になってしまうんだとか。

砂糖の摂り過ぎはイライラの原因なんて言われていますよね。砂糖の摂り過ぎでうつ病になってしまうそうです。

 

 

生活習慣病の原因

何でも摂り過ぎは色々弊害が大きいですが、病気と砂糖の摂取はとりわけ関わりが深いです。

ご存知の通り砂糖は代謝されなかった分は中性脂肪として蓄積されてしまいますが、現代の日本では飽食と言われているくらいに必要以上のエネルギーを取りいれ、運動不足も重なり、体はエネルギー過多の状態になっています。

歯周病や肥満、動脈硬化、脳卒中や心筋梗塞、糖尿病など、様々な病気の原因になってしまいます。

 

 

むくみや冷え、便秘も

砂糖を多く摂ると、栄養素の分解や吸収にビタミンB群が大量に消費されます。このビタミンBは減ってしまうと血液がドロドロになり、血流が悪くなってむくみや冷えの原因になってしまいます。

最近は女性の方で、低体温の人が多くなって、冷え性などの人が増えていますが、甘党の人が多いそうです。

糖分を大量に体に入れると、「糖反射」といって、胃腸の働きがピタッと止まってしまうそうですが、これによって腸のぜん動運動も阻害され、更には悪玉菌のエサである糖分によって、正常な排泄ができなくなり、便秘の原因にもなります。

 

老化の原因は砂糖?!免疫力低下を起こす

砂糖は悪玉菌やウイルス、カビ菌などの細菌のエネルギー源にもなり、体に悪影響のある菌を繁殖させてしまいます。

そうなると、免疫力低下によって、風邪をひきやすくなったり、病気に対する免疫機能の低下をもたらします。

更には細菌やウィルスをやっつけるために、体内の白血球から派遣された顆粒球が格闘の際に活性酸素を放出するそうで、これが肌を茶色くしてしまう「シミ」の原因になります。

そして砂糖を多く摂ることで、「糖化反応」という、糖分とタンパク質がくっついてしまい、コラーゲンなども奪われてしまうことから、シワの原因にもなると言われています。

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砂糖依存症??

甘いものは食べるとリラックス効果やストレスを和らげる作用があります。その際に脳内では、セロトニンやドーパミンという精神を安定させ、幸せな気分になれるホルモンが分泌され、その時の記憶から

甘いもの=幸せ

というイメージで、どうしても疲れたり、ストレスを感じた時はスイーツが食べたくなってしまいます。

しかし気がつかない内に砂糖の多く入った飲み物やお菓子を食べ続けることで、精神的・肉体的に不安定な状態に陥り、体は砂糖はもういいという状態なのに、脳に歯止めがしまい、どんどん食べてしまう状態が続きます。

そうなると病気になってしまう負のスパイラルに陥ってしまう悪循環に。そんな場合は早めに砂糖断ちをして、果物やナッツなど、甘さを抑えた物に切り替えましょう!

 

 

日本人の砂糖消費量って少ないの?

日本の一人あたりの砂糖消費量は、1985年には一年で21.5kgだったのが、2010年には16.4kgとなっていて、近年の健康ブームからも甘さ控えめやカロリーオフが多くなっていますが、先進国の中でも、日本は一日あたり平均31gと、砂糖の消費量はかなり少ない方だそうです。

しかし人工甘味料の普及や、コンビニなどでも手軽に美味しいスイーツが食べられるようになり、依然甘いものは人々の食生活から欠かせない存在になっています。

WHOでは、一日の砂糖摂取量は、一日の摂取エネルギーの10%以内が望ましいと提唱しているそうです。成人で大体50gです。50gというと、大さじ5.5杯分くらいでしょうかね。(上白糖で大さじ一杯9gです。)

ちょっと怖い市販のジュースの砂糖量についての動画がありましたので、ご紹介させていただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。コーラ1本で角砂糖15個分もあるんですね。。ビックリ!!∑(ノ▽ο▽)ノ

普段何気なく口にしている甘味は、冷たいと甘さを感じにくかったりして、知らない間にとてつもない量の砂糖を摂取していたなんてことにもなりかねません。

管理人の祖母は、甘いものが大好きで、晩年は糖尿病や合併症で人工透析、ガンなど、とても大変な病気にかかってしまいましたし、夫も1型糖尿病で糖分の摂り方については気をつけなければいけないと思いつつも、つい誘惑に負けてしまっていたりもします、、、。

美味しいスイーツは幸せな気分に浸ることができますが、体への負担を考えると、特別な日だけにするとか、栄養素が他にも取れる果物などにする等、健康第一に考えた方が、将来の自分が幸せになれるのかもしれませんね。

皆さんもくれぐれも糖分の摂り過ぎには注意して、健康的な体づくりを目指して下さいね!