脳疲労は脳が疲れて、体の色んな機能に支障をきたしてしまう病気です。脳も疲れるの?!って感じなのですが、原因は現代社会のIT化の影響にありました。
現代は、肉体よりも頭を使う事が多くなり、脳を使うことが昔より遥かに多くなってきました。スマホやPCなどから、常に脳で情報を処理しています。
そんな状態が続くと、やはり脳も疲れが溜まってきて、体に色々な症状が出てきてしまうんです。
- ゆっくり休んだはずなのに疲れが抜けない
- 無性に脂っこいものが食べたくなる。
- 体が何となくダルくて重い・・・!
- 眠気が取れない、不眠
- イライラ・憂鬱
- 頭痛・頭がぼーっとして冴えない
- 食べ過ぎや食欲がわかない
皆さんもそんな症状出てませんか?もし当てはまるものが一つでもあれば、脳からのSOSのサインかもしれません。
管理人も以前、初めてPCを主に使う仕事に就いた際、研修で2週間みっちり業務内容を叩きこまれました。
短期間で、覚えることが多かったり、考えて行動しなければいけない状況にずっと置かれたので、脳みそがカッと熱くなり、今まで使ってなかった所を初めて起動させた感じで、物凄い疲労感を感じた覚えがあります。
脳みそは使い続けるとどんな支障が出てくるのか、実は色んな病気を引き金にしかねないくらいに、その弊害は深刻だったんです!
脳疲労の原因とは
脳疲労の主な原因は
- 頭の使いすぎによる脳の機能低下
- 目の使いすぎによる眼精疲労
- 日々のストレス
この3つです!
脳は考えごとをしたり、情報を処理しようとすると細胞が働くために、脳に酸素や栄養を派遣しないといけないため、血液が多く送り込まれるようになります。そうなって頭をフル回転することによって、頭が熱くなり、正常な脳の働きを阻害してしまうんです。
更にスマホやゲームなどの普及で、目を酷使することによって、現代人は眼精疲労が顕著になっています。眼の奥がずーんと重い、痛い、こんな症状が続くと、それに直結している脳も酷使されて、脳疲労につながります。
そして日々のストレスも脳に過度の負担をかけてしまいます。
仕事が過密だったり、日常生活で、嫌なこと、やりたいことなど自分の欲求を抑えてばかりいると、脳がストレスフルの状態になり、何か対策を取らずにいると疲労が蓄積して、放っておくと深刻な病につながる恐れがあります。
どんな症状がでてくる?
脳疲労が蓄積して疲れが常に取れない状態になると、自律神経やホルモンの働きが鈍くなり、
- うつ病
- 肥満
- 疲れが抜けないなどの不定愁訴
上記のような症状が出てきてしまいます。
うつ病
働きすぎや、人間関係、不安などからのストレスから、あれこれ考えたり、脳に不安が拭えない時、脳疲労をおこしてしまいます。
そして脳疲労の状態が続くとうつ病になってしまうことがあります。
憂鬱な気分が続く、異常に眠い、怠いなど、脳疲労のサインを放っておくと、脳が正常に機能しなくなってしまいますので、そんな時は無理をせずにゆっくり休養を取りましょう!
肥満
脳疲労が続くと、満腹中枢にも異常をきたしてしまうことがあります。食欲がいつもより抑えられない、こってりしたものが食べたくなるなど、日常の行動にも影響が出てきます。
そして、脳が疲れてることで、動くのもおっくうと感じてしまい、動かない状態が続くと、肥満や生活習慣病のリスクが一気に上がってしまいます。
疲れが抜けないなどの不定愁訴
よく脳のエネルギーはブドウ糖だけと言われているように、脳を酷使すると甘いものが食べたくなります。糖分を血液に乗せて脳に送り込む指示を送っているのが肝臓です。
肝臓は沈黙の臓器なんて言われているくらい自己主張しない臓器ですが、脳にエネルギーを送るために休まず働き続けることによって、肝機能が低下してしまいます。
肝機能が低下すると、
- むくみやすくなる
- 疲れが取れない
- 体重が増えて、お腹周りが出てくる
などの症状が出てきます。
対策はどうすればいい?
脳疲労は脳がフル回転しているために血液が脳に集まって、脳が熱くなっています。
ですのでまず、
頭を冷やす!
これをして脳のフル回転状態をクールダウンさせて休ませましょう!
何でもお医者さんの話だと、うつ病の患者さんは頭が熱くなっている方が多いそうです。なのでまず、目を酷使したり、頭を沢山使った時は頭をアイスノンや冷えピタなどで冷やすと効果的です!
そして、PCやスマホを全く見ないで、目を使わない期間を作ることです。
疲れ目に効くマッサージや脳に新鮮な酸素を送り込むため、ストレッチやジャンプするのも有効ですよ!
脳疲労に効くマッサージやストレッチの方法
まとめ
睡眠とったり、お風呂に入ったりゆっくり休んだつもりでも疲れが取れない!という場合は、脳疲労を起こしているのかもしれません。
何かしらの日常生活に支障のある症状が出てきた場合は、無理してるよという体からのSOSのサインなので、見逃さないように自分の体調と向き合って行きたいですね!
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