何の前触れもなく、いきなり激しい痛みに襲われる『ぎっくり腰』。その瞬間はくしゃみや何か持ち上げた時などのふとした時、突然やってきますね><。
管理人の夫も仕事柄重い荷物を運んだりすることが多いので、職場でも特に『ぎっくり腰』になる人が多いそうです。
そんなある日、夫はスーパーに買い物に行こうと家を出ようとして、家のカギを忘れたことに気付き急いで部屋に取りに戻りかがんだ瞬間、『ギクッ!』と腰に衝撃が来てしまったそうです。
その時は特には腰が少し痛いくらいの感覚だったそうですが、次の日の朝、起き上がれない位の激痛になってしまいました。
その日は会社を休み、静養することになりましたが、とにかく寝ていても痛い、トイレにも行くのも這いつくばらないと辿りつけない、咳をしても寝返りをしても痛くてご飯も喉を通らない状態になってしまいました。
病院に行った方がいいのか?このまま動かずに休んでいた方がいいのか?
ちょうどその日仕事が休みだった管理人は、色々リサーチしてみましたので、もし辛い思いをされている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、参考にしてみて下さい!
ぎっくり腰は早急に病院に行ったほうがいい病気?
ぎっくり腰は、『急性腰痛症』といわれており、突然腰に痛みが走る疾患です。
要因は様々ありますが、大体発症してから1日目が一番痛みが酷く、安静にしていれば2〜3日で自然に回復して痛みが引くので、無理に動かず自宅で安静にしていれば大丈夫だそう。
そして他に異常がなければ1〜3週間ほどで自然治癒してしまいます。
ですので、ぎっくり腰になってしまったからといって、早急に命に関わる疾患ではないため、痛いのに無理してまで急いで病院に急ぐ必要はありません。無理して動こうとすると、余計に炎症がひどくなってしまい、かえって悪化の原因にもなってしまいます。
なので、痛みのピーク時の1日目から3日位は安静にして、痛みが少し緩和されたら病院に行って診療してもらうことをおすすめします。
しかし寝ていても痛い、ご飯も食べれない、トイレにもいけない!
という状態はとても辛いですし、一刻も早く痛みを取り除きたいですよね><。
夫はぎっくり腰1日目のピークがやってきて、痛くてどうしようもなく、にっちもさっちも行かないので早く病院に行って痛み止めの処置をしてもらいたいとの事で、タクシーに自宅まで来てもらい、近くの整形外科まで行くことにしました。
病院に行くか迷った時は
ぎっくり腰も要因が何種類かあり、程度や、症状によっても治る期間や痛みの強さが違います。
- 痛みが一向に引かない、耐えられないくらい痛くなってくる
- 寝ていても痛い、楽な姿勢がない
- 発熱、嘔吐、胸の痛み、しびれや排泄障害など、腰以外に違う症状も伴う
- 2,3日経っても痛みが引かない
場合は、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛、骨の異常など、ぎっくり腰とはまた違った病気を併発している可能性があるので、出来る限り早めに受診をおすすめします。
家にいて誰かに介助してもらえば何とか移動できるという場合は、最寄りの整形外科に車やタクシーなどで行きましょう。病院口コミ検索サイトcaloo
タクシーは自宅まで迎車だと、迎車料金が一般的には400円位かかりますが、タクシー会社によって無料の所もあるようですので、配車問い合わせの際に聞いてみるといいかもしれません。最寄りのタクシーの検索サイトtaxisite
また病院の帰りは処方箋薬局などで、タクシーを呼んで貰えますので、帰りも呼んでもらいましょう!
ベッドから起き上がることも難しい場合は無理の無いよう試してみてください。ぎっくり腰の起き上がり方↓
救急車は呼んでも大丈夫??
周りにもし介助してもらえそうな人がいない場合は、救急車という方法もありますが、命に関わる緊急性がない上、病院によって専門の先生が不在の場合もあったりで適切な処置が受けられない事もあるようですので、あまりおすすめできません。
民間救急もけっこうな費用がかかってしまうみたいです。ですので腰以外も症状がある場合や、痛みがどうしても引かなくて動けない場合などの、最終手段にしたほうがよさそうです。
呼ぶか迷ったらお住まいの地域の救急相談センターに電話して聞いてみるといいと思います。あまりに我慢して大事に至ってしまっては大変ですからね。。。
あとは自宅で出来る応急処置を施し、病院まで歩くのも大変というようでしたら、訪問診療で往診に来てもらって処置してもらう方法もあります。
そもそもぎっくり腰って、何科に行けばいいの?
ぎっくり腰は整体や鍼灸治療院などでも治療を行っているところがありますが、レントゲンや触診、痛み止めの注射や電気治療、シップやコルセットの処方などは、まず整形外科を受診しましょう。
慢性的な腰痛になってしまうと、痛みをカバーするために片方に負荷がかかってしまい、骨や支える筋肉が歪んでしまうことがあります。
その時は痛みが引いてきた時点で信頼できる接骨院や鍼灸院や整体院に通院してもいいかもしれません。
しかし元は何も自然に回復するぎっくり腰ですから、即効性のある痛み止めを処方してもらい、必要に応じて筋肉の緊張をほぐす電気治療やマッサージを受ける処置をしてくれる整形外科に行ったほうが保険も適用されますので、安く済みます。
整体などは保険適用とされない場合があるので、事前に確認が必要ですね。
病院ではどんな治療をする?いくら位の費用がかかる?
整形外科の診療は各病院での治療法は
- 過去にぎっくり腰になったか他に持病や異常がないかなどの触診や問診
- 骨に異常がないかレントゲン撮影
- 痛み止めの注射
- 低周波治療器による筋肉へのマッサージ
- 痛み止めの飲み薬や湿布、コルセットの処方
などの治療を行ってもらえます。
痛み止めの注射はブロック注射?と呼ばれるもので、神経に直接注射をうつそうです。夫は手の甲に左右二箇所ずつ、神経に注射されたそうで、けっこう痛かったそうですよ。。><。幸い骨には異常ありませんでした。
かかった費用は最寄りの整形外科は初診でしたが、診療費は全部で3割負担で3000円くらいでした。(会社に提出する診断書を書いてもらったので、さらに3000円位かかりましたが…)
薬も痛み止めと湿布を処方してもらい、1500円位でしたので、治療法にもよりますが、びっくりするほど高い治療費ではありません。※詳しくはかかりつけの病院にお問い合わせ下さい。
低周波の電気治療が割りと効いて良かったとのことだったので、3時までの注文で次の日に届くあす楽がある楽天で、低周波治療器のランキングで一位だったこちらの↓オムロンエレパルスを買ってあげました^^;。
使い心地はけっこういいと上々で、腰痛が気になる時や肩こりにも使ってます。
まとめ
ぎっくり腰になったらまず安静が必要で、会社も出来れば3日間は休んで静養したいところです。
欧米のガイドラインでは、日常生活の範囲で動けそうなら腰には動かしていた方が後の腰痛対策にはいいそうなので、無理のない程度に動いても問題ないそう。
病院に行って痛みを早く取る処置をしてもらうと確かに楽です。
しかし本来ならば休まないといけないのに、痛みが引いたからとまた無理して仕事に出かけたり、体に負担がかかってしまうのも、慢性的な腰痛や、ヘルニアなどの原因にもなってしまいます。
ぎっくり腰は、腰に負担をかけすぎて、腰が限界だ!と悲鳴をあげている状態です。痛みが引いても無理せず、重い荷物は何個かに分ける、誰かに手伝ってもらう、台車を使うなど、普段から腰を労る生活を心がけて下さいd(>_< )!