ブドウ糖と果糖とショ糖の違いって何?これでアナタも糖博士!?

管理人の夫はまだ30代半ばですが、中学生の時から1型糖尿病を患っており、低血糖の時は、すぐに血糖値が上がるブドウ糖をよく摂取しています。

以前ブドウ糖の欠片を少し貰って食べてみたことがありますが、普通の砂糖よりもサラサラとしており、すぐ溶けて甘さ控えめなタブレットのラムネのような食感でした。

ブドウ糖はよく脳のエネルギー源なんて聞きますが、普通の砂糖とどう違うんでしょうかね( ̄ー ̄?)?

砂糖の種類にも沢山あって、果糖、ショ糖とか色んな糖質がありますよね。糖分も種類によって吸収され方や甘さが違ったり、栄養分も違います。

というわけで今回は、知っておくと何かの役に立ちそうなブドウ糖果糖ショ糖の違いについて詳しく色々調べてみました!コレを知っておけばアナタも糖博士になれるかも?!

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ブドウ糖と果糖とショ糖の違いとは?!

まず糖質を語る上で欠かせないのが、様々な種類の糖質は、複数の分子がくっついて一つの結晶になっているものと、単独の分子の糖が存在するという事です。

ブドウ糖や果糖は一つの分子でそれ以上は原子が分解できない状態のものですが、ショ糖は、2つの異なる糖が合体した糖分だったんです。

さらっと解説しちゃいますね!

砂糖などの糖質は
炭水化物に分類される栄養素の一種で、大きく分けて2種類

  • 単糖類
  • 二糖類

に分けられます。(厳密には単糖類、二糖類、三糖類、少糖類、多糖類に分類されますが説明がめんどいのでここでは省きます(;^_^A)

 

単糖類は糖が分解され尽くした最小の分子で、それ以上分裂できない状態のもの。ですので吸収がとても早いです。

二糖類は2つの異なる分子がひっついて結晶を作っているので、分解して単糖類にしないと吸収できません。そのため、吸収されるのには時間がかかります。

 

単糖類

単糖類は化学名でグルコースやフルクトース、トリオース、テトロース、ペントースなんてものがありますが、その中のグルコースは俗にいう「ブドウ糖」、フルクトースは「果糖」にあたります。

ブドウ糖と果糖は何が違うのかといいますと、同じ単糖類でも分子の構造が違うため、

  • 果糖は甘みがとても強くてコクがある
  • ブドウ糖は果糖の70%位の甘さ

という性質を持っています。ですので、同じ分量でも果糖の方がカロリーが若干高めです。どちらも水に溶けやすい性質がありますが、果糖は少量でも甘みが感じられるため、飲料や食品の甘味料として使用される事が多いです。

 

二糖類

角砂糖

二糖類はマルトース(麦芽糖)、ラクトース(乳糖)、スクロース(ショ糖)などがあります。

ショ糖は、いわゆる私達が料理に使ったり、紅茶に入れたりする砂糖のことで、実はショ糖の成分はブドウ糖果糖が合体したものだったんです。

単糖類が2つ合わさったものなので、二糖類なんですね。

味はクセが無く、果糖のコクとブドウ糖のタンパクな甘みがバランスよく合わさっているため、程よい甘さで、様々な料理に使える万能調味料。

この二糖類は、を加え、加熱や酵素などの化学反応によって分解させると、単糖類になります。加水分解なんてワード、理科の授業で習いませんでしたか??管理人はだいぶうろ覚えですが習った気がします、、、^^;。

 

それではブドウ糖と、果糖、ショ糖の違いや特徴をもうちょっと詳しく掘り下げてみましょう!

 

ブドウ糖とは?

ブドウ糖

ブドウ糖の名前の由来は、

熟したブドウ果汁に成分が多く含まれてたから

とか

化学式がブドウの房みたいだったから

とか、所以は色々あるようですが、成分の何かがブドウっぽかったというけっこう適当に付けられた名前みたいです…(´-`).。oO。

脳のエネルギー

ブドウ糖は動物や植物の生命維持に欠かせないエネルギー源の一つで、果物やハチミツ、血液などの体液の中に遊離しおり、自然界で最も多く存在している糖分です。

よく糖尿病の検査でも、血中のブドウ糖の濃度を調べ、グルコース値で見るグルコース検査も主流ですね。

ブドウ糖は果糖に比べて体のエネルギー源にすぐ変換されるので、血糖値をすぐに上昇させたり、体内のエネルギーとして即座に利用できます。

脳は一日300kcalくらいのエネルギーを消費しおり、そのエネルギー源はブドウ糖のみです。なので脳を酷使した時などはブドウ糖を摂るといいそう。

 

実際にブドウ糖がエネルギーになるという証明を実験したCMがありましたので、ご紹介します。脳みそカー、ちょっとあんなのが走ってたらビビってしまいますね^^;。

 

ブドウ糖にも種類がある?!

市販のブドウ糖は、合成して無理やり抽出したものや、市場では出まわらない遺伝子組み換え食品などを原料に使用していることがあるので、体への負担がとても大きいです。

ブドウ糖は色々な原料から抽出することができますが、ジュースなどに含まれている原料の「ブドウ糖果糖液糖」や「異性化液糖」などは、遺伝子組み換えコーンやじゃがいもなどのデンプンから抽出された糖分だそう。

ブドウ糖を酵素によって果糖に異性化した物質で、天然由来のブドウ糖とは成分が違うそうです。ですので、肥満の原因にもなり、過剰摂取は体に負担になるので危険と言われています。

エネルギーにすぐなるからといって、単体で摂るのはオススメしません。出来れば穀物や野菜、果物など、砂糖になったものよりは、自然の食べ物に含まれているものから摂り入れることで必要な量は十分補えます。

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ブドウ糖は脳のエネルギーになり、即座に体に吸収される性質を持っていますが、果糖はどうでしょうか?

果糖とは?

果糖

その名の通り果物の甘みとなる元の糖質。糖質の中では最も甘味が強く最も水に溶けやすい糖分だそう。果物やハチミツに多く含まれています。

果糖はブドウ糖のようにすぐに血糖値を上げる働きは少なく、徐々に体に吸収される性質があるので、運動中でも低血糖にもなりにくいという特徴があります。

というわけで果糖は、吸収も消費も穏やかなエネルギー源ということで、糖尿病や心臓病の患者さん向けの飲料の甘味料や治療薬などにも使用されていたんだそう。

虫歯

虫歯の原因菌もつくらず、疲労回復にも効果のある糖質といわれていますが、多く摂ると中性脂肪が増えてしまいます。

ジュースなどにも広く使われている果糖ですが、清涼飲料水やジュースなどには多量の果糖が含まれているため、摂り過ぎると糖分過多になってしまい、肥満の原因になってしまうので注意が必要です。

果糖はブドウ糖に比べて徐々に吸収されるため血糖値が上がりにくいので、満腹感を感じにくく、つい食べ過ぎ、飲み過ぎになってしまいます。確かにフルーツジュースなどは、甘いですが、ついついあとを引いて飲み過ぎてしまいますよね。

 

果糖が燃料になる?!

果糖は原料が安価で手に入るため、現代では果糖からエネルギーを抽出して、将来的に軽油やガソリンの代わりとして使おうという研究が進められているそうです。近いうちに甘味料からエネルギー供給される時代がやってくるかも?!しれません。。。

 

ブドウ糖と果糖が合体したものがショ糖ですが、ではショ糖の吸収されやすさはどうなんでしょうね(´・ω・)?。

 

ショ糖とは?

ショ糖

二糖類の所でも記載しましたが、ショ糖とは、ブドウ糖果糖が合体した結晶の事で、白砂糖などの調味料のことです。この結晶を大きくしたものが氷砂糖になります。

砂糖は体内に入ると水分で瞬時に分解され、ブドウ糖と果糖に分かれて吸収されます。ブドウ糖と果糖が半分ずつなので、ブドウ糖よりは血糖値の上がり方は緩やかといわれています。

血糖値の上がり方の順番としては、

ブドウ糖→ショ糖→果糖

に、吸収が穏やかになります。と言っても、少しの量ではそれほど分かるくらいの違いはないと思われますが、、^^;。

さとうきび畑

ショ糖の原料はサトウキビやてんさい、モロコシやサトウカエデというなどの植物から、抽出した成分から糖分を抽出したもの。

一般的に料理で使う「砂糖」は、日本では上白糖の事を指しますが、世界ではグラニュー糖という白くて精製度が高いものが一般的な砂糖です。グラニュー糖は水に溶けやすく、上白糖よりさらさらしていて、味もサッパリしているので、お菓子作りによくつかわれています。

上白糖は日本独特の砂糖で、仕上げの段階で、転化糖という甘みとコクのある成分が加えられたものです。グラニュー糖の方がさっぱりしていて、溶けやすいので、コーヒー用の砂糖はグラニュー糖が使われているんだとか。

白砂糖を作る製造工程で煮だして色がついたものが三温糖。この三温糖が一番ミネラルが多く、甘く感じるそうです。

お砂糖には賞味期限がなく、水分で溶けて変色などしない限り何年でも保ちます。

 

 

まとめ

糖博士

いかがでしたでしょうか。ただ甘い調味料という認識くらいしかなかったお砂糖ですが、製造工程や成分も色々あるんですね。

とりあえず、一般的な私達が口にしているお砂糖(ショ糖)は

  • ブドウ糖
  • 果糖

がくっついたものだったんですね。主な原料は植物由来ですが、原料も色々な物から抽出できます。

体に必要な栄養素の炭水化物ですが、エネルギーもほかと比べてとても高く、多量にとると体に負担がかかって、様々な病気の原因になってしまいます。

美味しいお菓子やジュースなど、ついつい甘いものに惹かれてしまいがちですが、出来れば果物やご飯など、自然に含まれている糖分を摂取していたほうが、健康にもよさそうですね^^;。

合わせて読みたい記事
砂糖の害ってどんな病気を引き起こす?甘党の人は要注意!

 

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2件のコメント

  • http://kikkenlab.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

    ショ糖を水に混ぜると、ブドウ糖と果糖に簡単に分解されるわけではないようです。
    酵素の作用か、加熱して化学的な分解に必要なエネルギーがいるようです。

    訂正をお願いいたします。

    • kamome

      管理人のkamomeです。
      ご丁寧にご指摘頂きまして、ありがとうございます!
      勉強不足で申し訳ございませんでした。

      ご紹介頂きましたURLの記事大変参考になりました。
      該当箇所の部分を訂正させていただきます。

1件のトラックバック

  • 2015年8月6日 11:30 PM

    […] が存在するという事です。 ブドウ糖や果糖は一つの分子でそれ以上は原子が分解できない状態のものですが、ショ糖は、2つの異なる糖が合体した糖分だったんです。 http://kamome-times.com/ […]

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