忙しい毎日。気が付くと足の裏に、黄色く固くなったタコがいつの間にかお目見えしている時ってありますよね…f(´-`;) 。
特に乾燥している冬などはひび割れて来たりで、歩くと痛くなってきてけっこうなやっかいものです。まさに「目の上のたんこぶ」ならぬ「足の裏のタコ」・・・!!
足の裏に負荷がかかる立ち仕事やよく動き回るお仕事をしていたり、女性の方はパンプスやハイヒールなど、一点に体重のかかる靴を履いているとタコが出来やすいイメージがありますが、実際はどんな原因でタコが出来てしまうのでしょうか。
今回は、足にタコが出来る原因と、どうすればタコを作らずに済むか対処方法を詳しくご紹介いたします!
足の裏にタコが出来る原因とは?
体重がうまく分散されない歩き方をしている
ことです。
普段履いている靴で、ハイヒールやサンダル、長靴などのクッション性のない靴底や、しっかり固定されてないブカブカなものを履いている方は、特に角質の硬化に悩んでいる方が多いそう。
足に合わない靴を履き続けたり、正しい歩き方が出来てないのが、角質が固くなっていき、積り積もってタコになってしまう最大の原因です。
角質が硬くなってしまうのは、摩擦や同じ場所に靴が当ってしまうためで、皮膚が外部の刺激を防ぐためにだんだん角質の厚みが増し、固くなることでタコやうおの目に進化してしまいます。
靴ずれや体重が上手く分散されていないこと、これが角質がどんどん硬くなってしまい、あのにくきタコを生み出していたんですね(=`ω´=)。
できやすいタコの位置はどこ?
タコやうおの目が出来やすい位置は
- 親指下の側面
- 中指と人差し指の直下
- 小指の下
- かかと
- 指と指の間
- 爪の下
など様々です。
元はツルツルの凹凸のない足裏が通常の人間の足ですが、運動不足がちな現代人、足裏の筋力が低下している状態での一日中の立ち仕事や、また沢山歩いたりすると、開張足と言って、靭帯が伸びてきてしまう症状になってしまいます。
そうすると
- 土踏まずがなくなる偏平足、
- 親指が曲がってしまう外反母趾
- 足裏の筋肉が収縮してしまうハイアーチ
などの体重を上手く分散出来ない足裏のトラブルにも繋がり、タコやうおの目の症状が出てしまいます。現代では特に靴もオシャレなものが多いですが、歩きやすさを考慮されているものは中々ないですよね、、、σ(´ x `;*)。
タコと魚の目の違いって?
うおの目とタコはその中心に芯や痛みがあるかないかで見分けられます。タコは角質が厚くなり黄色く分厚い層が出来ますが、うおの目の中心部には芯があり、歩くと痛みを感じる場合があります。
足裏の角質は、役目を終えた細胞の層で、いわば「死んだ細胞」が皮膚をおおっている状態。
角質が厚くなっていくだけだったらタコになり、痛みはありませんが、その硬い角質が皮膚の深い所まで入り込み、神経に刺激を与えてしまっているのがうおの目です。
↓こちらの動画でうおの目やタコをよく見比べることが出来ます。
どうすればタコを作らない足の裏に出来る?
足の裏にタコを作らないためには
- 足にフィットした靴を選ぶ
- 中敷き(インソール)を敷く
- 正しい歩き方をする!
事が重要になってきます。詳しく見ていきましょう!
足にフィットする靴とは
靴を選ぶ目安は、
- つま先が1cmから1.5cmくらい空いている
- 横幅が広すぎないもの
- くるぶしに靴の履き口が当たらないもの
- かかとにも小指1本分くらい余裕がある
- ヒールの位置が体重の重心をしっかり支えているか
が重要です。
つま先とかかとはピッタリより少し余裕のある物をチョイスして下さい。そして横幅も踏み込んだ時に横のスペースが空きすぎないものを。
革靴、パンプスなどは特に、ヒールが重心をしっかり支えられているかがポイントです。
そして固いゴム底の靴、サンダルなど、サイズがぴったりのものでないと、靴ずれやタコ、角質の硬化が進んでしまいます。
お仕事で決まったものを着用するとなると中々インソールを入れたりするのも大変ですが、出来ればサイズは自分の足に近いものを履き、インソールを入れるとだいぶ違いますよ!
あなどれない中敷きの存在
管理人は通販で靴やブーツを買うことがありますが、寸法は持っている靴と同じ位の大きさを選ぶようにしています。
しかし物によって大きかったり、キツめだったりするので、履いた時にゆるい履き心地だった時は中敷きを入れるようにしています。
しかしこの中敷きを侮るなかれ!緩めの履き心地だったものをしっかりフィットさせてくれるばかりでなく、クッション性のよい物を選べば足への衝撃を吸収してくれる上に負荷も分散させてくれるという嬉しいメリットもあります。
中敷きのあるなしでは、歩きやすさが断然変わってきますので、足裏のタコや角質、靴の歩きづらさでお困りの方は、一度中敷きを入れてみてはいかがでしょうか。
今はクッション性に優れて防臭加工まである優れモノのインソールはドラッグストアやバラエティショップなどで1000円位で売られていますヨ!
偏平足や外反母趾などのお悩みがある方は、靴屋さんで足型を3Dで計測し、セミオーダー中敷きを作ってくれる所もありますので、より足に靴がフィットするには一度利用してみてもいいかもしれませんね。
正しい歩き方ってあるの?
姿勢が悪くなっていたり、足を引きずるように歩いていたり、内股やがに股、歩き方のクセがよくないと、一点に負荷がかかってしまって、タコが出来る原因になってしまい、更に足の様々な不調もきたしてしまいます。
正しい歩き方は、
- 視線は前を見る
- かかとから着地
- つま先にかけて体重移動
- つま先で蹴るように次の一歩を歩く
ことが基本です。
前のめりで早足に歩く事もつま先に負荷がかかってしまいますので、タコが出来やすい歩き方です。
一番足裏に良いのは、姿勢をよくし、真っ直ぐ前を見て、腹筋を背筋に力を入れ、腰から体重移動する体幹を意識した歩き方が一番疲れなくて、足裏にも負担の少ない歩行になります。
足のタイプ、あなたは何形?
足の形も人それぞれ個性があり、どんな足の形かによってタコの出来る位置が変わってきます。。足のタイプは大きく3つに分けて
- エジプト型・・・親指が一番長い
- ギリシャ型・・・人差し指が一番長い
- スクエア型・・・どの指も同じくらいの長さ
になります。日本人の8割はエジプト型だそう。
それぞれの注意したいポイントは以下です!
エジプト型
親指が一番長いため、歩き方、靴などによって足裏の体重がかかるバランスが崩れると外反母趾になりやすくなってしまいます。
日本では一番多い足型なので、合う靴は沢山ありますが、幅が広すぎたり、足の先に余裕があるものだとハンマートゥになってしまうので、しっかり合うものをチョイスしてください。
タコが出来やすい位置は指の関節。
ギリシャ型
人差し指が一番長いタイプで、20%がこのタイプで、中々合う靴を探すのが大変です。なのでタコや魚の目が出来やすい足型でもあります。管理人の足もどちらかというとギリシャ型で、合う靴が無くてけっこう探すのに苦労します。。。
エジプト型の足にあわせた靴だと、親指が頂点の靴が多いため、人指し指が曲がってしまって、ハンマートゥ、うおの目・タコの原因に。
スクエア型
日本人の方は少ない足型だそうですが、足の指が同じくらいの長さなので、先の細い靴などは指の間が圧迫されやすく、指の間にタコができやすくなってしまいます。
このように上記のように靴によって足が圧迫され、筋肉が固まってしまうことでタコやうおの目が出来てしまいます。自分の足の特徴を知って、合う靴を履く、そして歩き方も気をつけてみると健康な足裏の状態を維持に繋がります。
筋肉をストレッチでほぐした方が良いように、足の裏も適度にほぐしておくことも重要ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。何気ない自分の足の裏。実は現代の生活様式では大変な思いをしていたに違いありません。
足は第二の心臓と言われるように、健康を維持するためには気をつけなくていはいけない場所かもしれません。
そしてうおの目、タコは足が不調を伝えている危険シグナルなので、放置しないで、根本的に原因を治していく必要がありそうですね!
皆さんも健康な足裏の維持にチャレンジしてみてください!