謎解きはディナーのあとで3小説感想 コナンと影山が難事件解決?!

シリーズ累計400万部突破の国民的ユーモアミステリー、文庫版「謎解きはディナーのあとで 第三巻」ですが、2012年12月に単行本で発売された本編に加えて、今回はあの工藤新一こと名探偵コナンが番外編で登場!

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先日本屋さんをウロウロしてると、うず高く積まれていた文庫版の帯に「名探偵コナン×謎解きはディナーのあとで」というキャッチーなフレーズが。ついついコナン大好き管理人は惹かれてしまい衝動買いしてしまいました。

1,2巻はまだ読んでないのですが、ネタバレも含めてどんな内容だったのか感想をご紹介したいと思います!

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「謎解きはディナーのあとで」て、どんな小説?

刑事を勤めるお金持ち令嬢のお嬢様 宝生麗子と、抜群の観察眼を持ち、その優れた推理力でどんな難事件も話を聞いただけで見事に解決してしまう毒舌執事・影山による、ドタバタギャグコメディ風ミステリー。

一話完結のスタイルで、第三巻には番外編含め7話収録されております。

作家は東川篤哉さん。何でもこの方、大学卒業後は26歳で会社を辞め、その後8年間は月収13万円のフリーター暮らしで、ホームレス寸前の暮らしをされていたそうです(゜ロ゜)!!

28歳の時に作家デビュー、2010年発表の「謎解きはディナーのあとで」で大ブレイクし、2011年には本屋大賞を受賞。一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たしました。

インターネットや携帯は使ったことがなく、テレビや新聞のみで情報を得ているそうで、今後も使う予定はないんだとか…。さすが作家さんは一般人とは一線を画したセンスを持ってらっしゃいますね!

昨今の情報に流されまくりのネット社会から離脱することによって、あの独特の世界観が生み出されるのでしょうかね。

表紙を鮮やかに彩るのはイラストレーター兼ミュージシャンの中村佑介さん。「夜は短し歩けよ乙女」の本の表紙や、「明治果汁グミ」のCM、ASIAN KUNG-FU GENERATIONや、さだまさしさんのCDジャケットを手がける超売れっ子アーティスト。

ノスタルジックで鮮やかな色彩の画風ですが、小4の時からエロ漫画を描くのが好きだったそうな。(超どうでもいい情報)

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本編の感想とコナン登場の番外編

火曜サスペンス劇場なんかに出てくるドロドロの人間関係みたいなのは一切なく、物語は極めて淡々と進んでいき、最後は麗子お嬢様が優雅にディナーを食べたあとの余興的な感じで執事に事件を解決してもらうという、いつも安定の結末。

こちらはトリック重視の推理ものなので、殺人の過激な描写や深刻な話は出てきません。現場検証もギャクを交えつつ使えない上司とのコメディタッチなやりとりで、被害者や容疑者にかなり軽いノリで接し、だいぶ失礼な刑事達(笑)。

本編も文章が読みやすく、面白いので、スイスイ読めてしまいました。しかし事件の背景や、登場人物について詳しく書かれていないので、事件の真相が知りたい人にはちょっと物足りないかもしれません。

管理人は読み終えた時、トリックの推理には、「おお〜、なるほどぅ〜!」と思ったのですが、しかし、あれ、そういえば犯人の殺人の動機って何だったんよ?!と、ちょっと混乱する所も有りました。

特に第五話の「彼女は何を奪われたのでございますか」という回ですが、美人のメガネっ娘女子大生が殺されますが、殺人犯の動機や関係が全く分からず、モヤモヤしました(*;;´ω`*)ゞ。そもそも何で殺されたん(*´・д・)?みたいな。。

もしかするとそれも作者が意図的に読者に背景を想像してもらうために書かなかったのもかもしれませんが、管理人はろくな想像が思いつきません…。

やはり一番おもしろかったのは番外編の「探偵たちの饗宴」。

コナンと麗子お嬢様、影山が小学館主催のパーティーで出会います。難事件が彼らの身に降りかかりますが、最終的にコナンと影山が協力して、事件を解決!

観察眼の鋭い影山は、もしかして小学生の姿をしたコナン君の正体を一瞬で見破っていたのかもしれませんね(笑)。

まとめ

この物語は、超お金持ちの一人娘で頭脳明晰だが、少し一般の価値観とかけ離れた暮らしをしている高ビーお嬢様と、親の財力や権力で成り上がったお坊ちゃま上司、2人の刑事が登場し、頭をフル回転させても事件解決の糸口を見つけることが出来ません。

そしていつも事件を解決するのは、執事の影山。この構図を見て思ったのは、今の日本社会の構図もこんな感じだよな〜ということ。

無能だけど生まれつき社会的地位が保証されたお坊ちゃんお嬢ちゃん方が、トップにいて、本当に有能な能力を持った人間は、その下でこき使われる。

しかしこの作品では、執事はその毒舌な暴言によってしばしばお嬢様に追い打ちをかけ、激高させます。そのやり取りが、痛快でした(笑)。

しかしお嬢様のお買い物に8時間待たされても、謹厳実直に尽くす真面目な性格なので、暴言を吐いてお嬢様を怒らせ、物に当たったり怒鳴ったりすることで、上司のせいで日々仕事でストレスを抱えるお嬢様のガス抜きをしてあげてるのかも??

とか、色々考えてしまうのでありました。

超本格ミステリーて感じの話ではないですが、お気に入りの喫茶店で、優雅にティータイムを楽しみつつ片手に読むには最適の本です。皆さんも、たまにはスマホを置いて、読書に耽ってのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

参照元:http://www.shogakukan.co.jp/pr/nazotoki/
wikipedia

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