流星って一体何なの?!年間三大流星群とは

12月14日の夜は年間三大流星群の一つであるふたご座流星群が日本でも観測できます。
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よく流れ星に願いをなんて年頃のティーンズが飛びつきそうなロマンチック☆ジンクスがありますが、「流れ星」って、いったい何なのか考えたことありますか??

私の稚拙な想像だと、小さな彗星とかが役目を終えて、燃え尽きてヒュルルルル~~みたいなイメージで、何となく理科で勉強したような…でも詳しくは忘れた( ̄∇ ̄*)ゞポリポリ というお恥ずかしい限りな感じなんですが、調べてみると、意外な事実が発見されたんです!

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流星って何なんだ?!

そもそもよく考えてみると、地球から見える範囲で、そんなに沢山彗星が流れる様子が見えたら、そのうち地球にも飛んでくるんじゃないのw|;゚ロ゚|w?!って思っちゃいますよね。

実は流星と呼ばれるものの正体は、太陽の周囲を回っている無数の超小さな「天体物質」という隕石や氷の塵だったんです。

「天体物質」とは、彗星や小惑星から放出された0.1mmくらいのちっさいものか数センチくらいの超小さな塵のこと。

彗星は太陽の近くを通ると無数の塵を放出していて、その彗星の軌道を通った後の塵群(天体物質)が、彗星の軌道と同じ軌道上に太陽の周りをぐるぐる回ってるんです。

そして流れ星は何かというと、太陽から地球に、太陽の周りをぐるぐる回ってた小さな塵が地球に飛んできて、大気圏に突入の時摩擦で熱を発して、光ったものなんです。

飛び込んでくる速度は毎秒数十kmくらいで、重さは数十g程度の本当に小さい物質です。流れ星が光る高さはだいたい地上100kmあたりで、燃えつきて消えるのは地上70kmくらいなんだそうです。

そして流星群とは、太陽の近くを彗星が通った後に残された塵の集合体がある空間に、地球が公転で、そのゾーンに差し掛かる事により頻繁に塵が飛んできて、「流星群」となるんです。

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 年間三大流星群とは?

毎年決まった時期になると、何とか流星群の見頃が~とテレビでやっていますが、毎年決まって安定して多くの流星が見られる流星群を三大流星群といいます。

3大流星群は、12月の『ふたご座流星群』、1月の『しぶんぎ座流星群』、そして8月の『ペルセウス座流星群』になります。一時期しし座流星群も話題になっておりましたが、しし座流星群は出現率が稀なので、3大流星群には入らないそうです。

ふたご座流星群は、毎年一定して多くの流星が見られ、年間では最大規模だそうで、その数1時間に100個も見れるのは珍しくないそうです。

しぶんぎ座流星群は、観測するにはムラがあり、1時間に100個見えるときもあれば、50個未満の時もあるそう。うしかい座とりゅう座の間くらいが放射点で、昔その辺りに「壁面四分儀座」という星座があったのでしぶんぎ座になったんだとか。

ペルセウス座流星群は、夏休みなどに重なることが多く、1時間に60個くらい観測されるそうです。 スイフト・タットル彗星という太陽のまわりを約130年かけて回ってる母天体から出た塵群だそうです。

 まとめ

いや~流れ星ってすごいちっさな塵が地球の大気圏に突入したときに光る現象だったんですね!超納得しました(# ̄ー ̄#)

これで皆さんも誰かと天体観測にお出かけの際には、流れ星についてのうんちくを一緒に行った人に聞かせて、「よっ、天体博士!」と流れ星を見る間の雑談に花が咲くこと間違いなしでしょう!

たまには神秘的な宇宙に目を向けて、ロマンチックナイトを過ごしてみるのはいかかでしょう。

 

 

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